仮想化エンジニア奮闘記

Citrix や VMware をはじめ、仮想化に関する最新技術や設計情報の検証結果を共有します。自分が面白いと思ったものを記事にするので一貫性はあまりありません。なお本ブログは個人のものであり、所属する会社とは関係ありません。内容については自己責任の上、ご参照をお願い致します。

VMware App Volumesってべんりー!(2)

皆さまお疲れ様です。

今回はApp Volumesの2回目!ということで、管理サーバ(App Volumes Manager)のインストール手順を載せます。

 

前:VMware App Volumesってべんりー!(1)

次:VMware App Volumesってべんりー!(3) ※準備中

※本記事はApp Volumes 2.14で検証を行っています 

 

というわけで、まずはコンポーネントの説明から!

 

◆App Volumes コンポーネント概要

サーバーとエージェントの大きく2つのコンポーネントでApp Volumesが使えるようになります。

 

【App Volumes Manager】

App Volumesを管理するサーバーコンポーネントとなります。App Volumes Managerをインストールすると、ブラウザベースの管理コンソールにアクセスできるようになり、この管理コンソール上で App Stack や Writable Volumes の管理ができるようになります。

OSは Windows Server 2008 R2 / 2012 R2 / 2016  がサポートされており、データベースとして SQL Server 2008 R2 以上が必要となります。

時間があれば App Volumes Manager の可用性などを調べていけたらな、とも思っています。

 

要件の詳細はVMwareのドキュメントを確認して下さい。

App Volumes 2.14 - Infrastructure and Networking Requirements

 

 

【App Volumes Agent】

App Stack や Writable Volumes を割り当てる仮想マシン側にインストールするエージェントコンポーネントとなります。

また、上記とは別に App Stack や Writable Volumes を作る用の仮想マシンにもインストールが必要です。

OSは Client OS でWindows 7以上、Server OS でWindows Server 2008 R2以上となりますが、Windows 10 に関してはサポートされるSAC / LTSCはApp Volumesのバージョンによるため必ず互換性の確認を行うようにして下さい。

 

 

◆App Volumes  Managerのインストール

[事前準備]

前述の通り、App Volumes ManagerはSQL Serverが必要となるため、事前にSQL ServerにApp Volumes用のDBを作成します。(私の環境ではApp Volumes ManagerにSQL Serverを同居させました。今回 AppVolumesDB を作成しました。)

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[インストール手順]

1) App Volumesのインストーラはiso形式で配布されているので、App Volumes Managerをインストールするサーバーにマウントします。

 

2) マウントしたら、「Installation」フォルダ内にある「setup.exe」ファイルを実行します。

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3) 「App Volumes Installation Wizard」ではそのまま「Next」を実行します。

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4) EULAに同意し、「Next」を実行します。

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5) AgentとManagerどちらをインストールしますか?という選択画面となるため、「Install App Volumes Manager」を選択し、「Install」を実行します。

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6) 新しくApp Volumes Managerのインストールウィザードが表示されます。そのまま「Next」を実行します。

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7) DBの設定画面になります。今回はApp Volumes Managerに同居させたSQL Server Expressを使用するため、下記のような設定となります。

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8) 通信ポートの設定となります。通常はそのまま「Next」で問題ないかと思いますが、私の環境ではIISが同居していて443ポートは使用済みではねられたため、HTTPSポートのみ4430に変更をしています。

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9) インストール先となるフォルダも、特に要件がなければそのまま「Next」で問題ありません。

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10) 「Install」を実行します。

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11) インストールが完了したら下記の画面になりますので「Finish」を実行します。デスクトップ上に「App Volumes Manager」というショートカットができます。

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◆App Volumes  Managerの初期セットアップ

1) デスクトップ上にできた「App Volumes Manager」を実行すると下記画面が表示されます。早速「Get Started」を実行しましょう。

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2) ライセンス画面です。今回はそのまま評価ライセンスでいくため、「Next」を実行します。

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3) 下記のようにAD情報を入力し、「Register」を実行します。

※「Security」については既定ではLDAPSですが、私の環境ではLDAPSを有効にしていないためLDAPとしています。

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4) Registerが完了し、下記の表示に変わったら「Next」を実行します。

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5) App Volumes Managerの管理者権限を持つグループをアサインします。ここではドメインのAdministratorsグループに、App Volumes Managerの管理者権限を付与します。

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6) Assignが完了し、下記の表示に変わったら「Next」を実行します。

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7) 続いてvCenterの情報登録となります。vCenterだけでなく、ESXi単体でもOKのようです。設定が完了したら、「Save」を実行します。

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8) 証明書の確認画面が表示されるため、「Accept」を実行します。

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9) vCenterの登録が完了し、以下の画面が表示されたら「Next」を実行します。

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10) App Stack と Writable Volumes の各種vmdkファイルを配置するデータストアを選択し、「Next」を実行します。

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11) 下記画面が表示されますが、そのまま「Set Defaults」を実行します。

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12) App Volumesのテンプレートなどのパッケージをアップロードするため、ESXiのアカウントが必要と表示されます。ESXiのアカウントを入力し、「Upload」を実行します。

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13) 下記画面ではそのまま「Upload」を実行します。

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14) 「Settings」画面では色々な設定が表示されていますが、そのまま「Save」を実行して先に進みます。

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15) 下記のように「Volumes」画面が表示されたら初期セットアップは完了です。

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本日は以上となります。

次回はApp Volumes Agent側のインストールをやっていこうと思います。

それではありがとうございました。