仮想化エンジニア奮闘記

Citrix や VMware をはじめ、仮想化に関する最新技術や設計情報の検証結果を共有します。自分が面白いと思ったものを記事にするので一貫性はあまりありません。なお本ブログは個人のものであり、所属する会社とは関係ありません。内容については自己責任の上、ご参照をお願い致します。

vSANやるぞー!(15)-vSANをiSCSIターゲットに③

皆さまお疲れ様です。引き続き、vSAN iSCSIターゲットの記事を記載します。

 

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※本記事はvSphere 6.7、vSAN 6.7 で検証を行っています

 

今回はvSAN iSCSIターゲットの可用性を確認しようと思います。

メンテナンスモードにした時、ESXiに障害が起きた時、どのような挙動となるかを本記事で確認します。

 

 

◆I/O所有者のホストをメンテナンスモードにする場合

1) メンテナンスモード前ではI/O所有者のホストはESXi1号機です。

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2) 事前にESXi1号機上の仮想マシンをvMotionし、「アクセシビリティの確保」によりESXiをメンテナンスモードにします。

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3) I/O所有者のホストがESXi2号機に変更されました。

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5) 試しにESXi2号機もアクセシビリティを確保しつつメンテナンスモードにしてみましょう。すると下記のようにESXi3号機がI/O所有者のホストに変わりました。

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6) 勿論、WSFCクラスタのプライマリノードではデータおよびクォーラムディスクが正常にマウントされています。

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このように、vSAN iSCSIターゲットはクラスタ内のESXiホストのいずれか1台がI/O所有者となり、メンテナンスモード時にI/O所有者が別ESXiに切り替わる仕組みで可用性を提供しています。

 

 

では、I/O所有者のホストに障害が発生した場合も念のため見てみましょう。

 

 

◆I/O所有者のホストに障害が発生した場合

1) 障害発生前ではI/O所有者のホストはESXi3号機です。というわけでWSFCのノードをESXi1・2号機にvMotionして、ESXi3号機をパワーオフしてみます。

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2) I/O所有者のホストがESXi1号機に変更されました。

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3) 勿論、WSFCクラスタのプライマリノードではデータおよびクォーラムディスクが正常にマウントされています。

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メンテナンスモード時と挙動は同じですね。

 

さて、本日は短いですが以上となります。

ありがとうございました。